トリックアート 駅舎で楽しんで 四日市あすなろう鉄道

黄澈
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 三重県四日市市第三セクター四日市あすなろう鉄道」の3駅に11月6日から、平面画なのに立体的に見える「トリックアート」がお目見えする。経営が近鉄から第三セクターに移行して5周年になることを記念し、「明日にむかって走る鉄道」などをイメージした作品が掲示される。

 3駅のうち、あすなろう四日市駅では、「なろうグリーン」と呼ばれる緑色の電車が四日市の夕景から飛び出すような作品。線路幅が762ミリと、標準軌の半分ほどのナローゲージの大きさも体感できるという。

 内部駅では、窓の向こうにコンビナートの夜景が見える作品。追分駅では、東海道と伊勢街道の分岐点の「日永の追分」を描いた歌川広重浮世絵から、四日市市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」が飛び出すような作品だ。

 このほか一部の駅でも、こにゅうどうくんのシールが「構内のどこか」に貼られる予定だ。市都市計画課の担当者は「ぜひ探してみて」と話している。

 また、11月6日からは、3両編成の中間車両を青とゴールド系の電飾で飾る恒例のイルミネーション列車も走らせる。市の中心市街地で始まる「ウィンター・イルミネーション」に合わせた取り組みだ。

 イルミネーション列車の運行は、来年2月14日までの毎日午後5時以降。通常の運賃で乗車できる。

 運行ダイヤは、フェイスブック「あすなろう鉄道日和」で告知。土日祝日は1カ月分を載せ、平日は毎日午前10時ごろに掲載する。(黄澈)

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