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　和歌山城（和歌山市）で27日、自衛隊員たちが、普段は清掃が困難な天守閣の石垣などの清掃活動をした。

　陸上自衛隊信太山駐屯地（大阪府和泉市）の第37普通科連隊の隊員約100人が参加。隊員たちは「足元を確認しろ」など声を掛け合いながら、石垣をロープで下り、手や鎌を使って小さな木や枝、雑草などを取り除いた。

　同連隊の道上和弘・本部管理中隊長（50）は「高所での作業は危険。隊員には日頃の訓練を生かしてほしい。観光客にきれいな和歌山城を見てもらいたい」と話していた。

　清掃は28日まで続く。（西岡矩毅）