水面も染める くじゅう連山の秋
溝脇正
【動画】見頃を迎えた大分・くじゅう連山の紅葉=金子淳、溝脇正撮影
大分県の竹田市と九重町にまたがる、くじゅう連山で、紅葉が見頃を迎えている。
標高1786メートルの大船山(たいせんざん)の山頂付近では、カエデやドウダンツツジなどが赤や黄色に色づいている。山頂下にある御(お)池では紅葉が水面に映し出され、登山者が写真に収めていた。
長者原ビジターセンター(九重町)によると、例年より2、3日早く色づき始め、山頂付近では週末にかけてが見頃。紅葉はこれから中腹からふもとにかけて広がり、長者原(1千メートル)周辺は11月上旬まで楽しめる。今年は新型コロナウイルスの影響で春先の登山者は9割減と激減したが、8月には例年並みに戻った、という。山頂に長時間滞在することなく密を避けるよう呼びかけている。
7月の九州を襲った豪雨では、くじゅう連山の登山道主要5ルートのうち2ルートが土石流などで通行不能になっている。復旧のための募金を募っており、同センターでも受け付けている。(溝脇正)
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