わいせつ教員の免許再交付、やめて 保護者ら5万人署名

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杉原里美 宮崎亮
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 子どもにわいせつ行為をして懲戒処分となった教員に、教員免許を再交付しないで――。小中高校生の保護者らでつくる「全国学校ハラスメント被害者連絡会」(東京都千代田区)などは28日、そう求める約5万4千人分の署名を文部科学省に提出した。

 同会は、教員によるわいせつ被害を訴える裁判を起こしている保護者ら22人が中心になって活動している。教員がわいせつ行為などで教育委員会から処分を受けるなどして教員免許が失効しても、3年たてば再交付される仕組みを問題視。「性犯罪は再犯率が高く、更生するための医療機関なども十分にない」と訴えた。

 今月初めからインターネットの署名サイトで呼びかけたところ、保護者や性暴力被害者、教育関係者などから1週間で5万人以上の賛同を得た。コメント欄には、「当然の要求だ」「処分が甘すぎる」「再犯の危険がある」といった意見が寄せられている。

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