解体現場彩る障害者アート 岡山市北区
吉川喬
岡山市北区東古松1丁目の解体工事現場の外壁シートに、障害者たちが描いた絵が飾られている。建設会社などが、障害者のアート活動を広く伝えつつ、絵のレンタル料を作者や活動拠点に支払うことで後押ししている。
外壁シートに、縦1・8メートル、横3・6メートルの絵が4枚。空飛ぶ自動車が行き交う未来の風景や、虹を背景に大海原を進む大型船などを描いている。身体障害や精神疾患を抱える男女3人の作品。
絵にはQRコードが添えられており、携帯電話で読み込むと、専用ページで作者のこれまでの人生や絵への思いを読むことができる。作品は12月末ごろまで飾る。
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