小学校移転先に天然ガス 教委「対策とれば危険ない」
稲田博一
千葉県茂原市は市立本納小の移転工事を進めている市立本納中の敷地で、土地の表層ガス調査をしたところ、天然ガスが検知されていたことを、開会中の市議会で明らかにした。市教育委員会は「換気を良くし、全教室にガス警報器を設置するなど十分な対策を取るため、危険はない」と説明している。
市教委によると、調査したのは昨年2月3日。55カ所で高感度ガス検知器を使い、地下80センチを調査したところ、うち4カ所で機械の読み取り範囲を超過するガスが検知された。このため、高濃度ガス検知器に変えて再び調べたが、今度はガスは検知されなかった。
専門業者の関東天然瓦斯開発に意見を聞いたところ、「表層ガス濃度は高くない。対策としては室内に検知器を設け、警報が鳴ったら窓を開けることで十分」と回答を得たという。
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このため、市教委では工事中…
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