徳島)アミコビル新スタート 専門店街「我慢の時」
伊藤稔
31日夜に37年の歴史に幕を閉じた「そごう徳島店」。入居していたJR徳島駅前のアミコビルでは1日も専門店街や7~9階のテナントは営業を続けた。16日以降は地下1階から3階までのフロアでも営業が再開される。客足が減った専門店街からは、新たなスタートを切ったアミコビルに期待する声が聞かれた。
1日、そごう徳島店が入っていたフロアでは立ち入りが制限され、搬出作業などが始まった。アミコビル西側の専門店街はそごう側のシャッターが閉まったままで、前日までのにぎわいはみられなかった。
婦人服店を経営する女性は「昨日まではお客さんが多かったが、きょうは少ない。しばらく我慢が続きそうです。四国初出店など集客につながる新しい店舗が入れば」と話した。
かつて徳島店で20年ほど働…