「無難さ」とはほど遠く、好きな服を自由に着こなす異色のファーストレディー安倍昭恵さん。その姿は、安倍首相の好きな「伝統的家族観」とは、矛盾するようにも感じられます。コラムニストの矢部万紀子さんが考えます。
1961年生まれ。朝日新聞経済部、AERA、週刊朝日などを経てフリー。著書に「雅子さまの笑顔」など。
反原発や大麻に関心を示したり、居酒屋経営に乗り出したりする昭恵さんは、「空気を読む」とか「自重する」といった態度からはほど遠いファーストレディーだった、とみられています。
とっぴな行動だけでなく、私には、彼女の洋服選び、そのファッションスタイルも、彼女が「こうであらねばならぬ」という発想を一切持たない自由人であることを、見事に語っていると思えます。
改元儀式の服装 首相の放任を直感
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彼女の服装は「無難」ではあ…
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