神奈川)「どんな状況でも感動を」新横浜ラーメン博物館
取材・構成 茂木克信
株式会社新横浜ラーメン博物館代表取締役 岩岡洋志さん
横浜市営地下鉄ブルーライン新横浜駅の8番出口から歩いて1分。懐かしい昭和の町並みを再現した「新横浜ラーメン博物館」の館内には、各地のラーメン文化に影響を与えた価値ある店舗が並びます。オープンして26年。店舗は入れ替わりを繰り返し、今は「利尻昆布」のうまみが凝縮した極上スープが売りの「利尻らーめん味楽(みらく)」や、超濃厚なとんこつラーメンを出す博多の「八ちゃんラーメン」などの6店舗です。
昨年の入場者数は約80万人。ここ数年は横ばいで、さらに伸ばそうとする矢先のコロナ禍でした。感染拡大を受けて、4月4日から一時休館しました。
当館の収入は、各ラーメン店の売り上げの一部と、入館料(大人380円、学生・60歳以上100円)が主です。休館すると収入がなくなり、赤字になる。とは言え、営業してもお客様が来ないと、経費の分だけ赤字が膨らむのです。
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休館中は、政府の対応や消費…