道路陥没、LINEで教えて 愛知・小牧市が新システム

有料記事

高原敦
[PR]

 市が管理する道路の破損や公園遊具の故障などを市民にLINEで通報してもらうシステムを、愛知県小牧市が始めた。1年間の検証期間に約60件の情報提供があり、効果が確認されたとして本格運用する。

 市民レポートシステム「まちレポこまき」で、①道路の陥没やひび割れ②ガードレールの破損③街路灯の不具合④公園遊具の不具合――の情報を募る。異変に気づいた市民はその状況を撮影し、画像(近景・遠景)と位置情報(または住所や地図の画像)や状況説明を市にLINEで送る。

 いつでも送ることができ、寄せられた情報を元に道路課など担当課が対応を検討。必要があれば応急措置や修理をする。対応状況は市のホームページに掲載する。

 昨年7月~今年6月の試行期間中、58件の情報を受理。アスファルトのひび割れやはがれのほか、事故や転倒につながりかねない陥没の情報もあった。

 道路や公園は普段から市職員…

この記事は有料記事です。残り304文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません