被爆2世のピンク社長、平和を発信 オバマ氏から感想も

有料記事戦後75年特集

中島隆
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世界を巡って平和を訴える、多田多延子さん(51)

 太陽光発電の会社をいとなむ多田多延子さん(51)は、世界中をまわって平和を訴えています。彼女が身につける物は、すべてピンク。それはなぜ? そして、平和を訴えているのはなぜなのでしょうか。

 服、バッグ、靴。身につける物すべてがピンク、を11年間貫く。「この色を見た人は幸せを感じるから」と言い、ついた異名は「ピンク社長」。企業家の集まりや舞踏会、スラム街訪問などで世界を巡り、平和を訴えている。

 広島出身の被爆2世。10歳のとき交通事故で生死をさまよう。

 〈私は生かされている。世の中のためにがんばるぞ〉

 中1の夏休みに米国に行った。「広島から来た」と言うと、哀れむような顔をされた。

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 〈私たちは明るく前を向いて…

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