青森)故人への思い込めて 青森・青龍寺で灯籠

吉備彩日
[PR]

 ご先祖や生前にお世話になった人たち、戦没者への祈りを込めて灯籠(とうろう)を敷き詰める「盂蘭盆万灯会(うらぼんまんどうえ)」が13日、青森市桑原の全仏山青龍寺で始まった。境内には全国各地から献灯された灯籠約3千基が並び、青銅座像としては国内最大級の昭和大仏や、青森ヒバで建立された五重塔を、足元から柔らかく照らしている。

 万灯会は大仏が建立された翌年の1985年から毎年開催。今年は災害や新型コロナの犠牲者への供養も行う。住職の織田隆玄さん(73)は「早く災いに去ってもらいたい」と話した。

 16日まで(午後7~9時)。毎日午後7時から法要が行われる。参拝料は大人400円、小人200円で、献灯(1灯500円)すると無料になる。(吉備彩日)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら