浜辺美波「文化祭も体育祭も…」 撮影で凝縮の高校生活
編集委員・石飛徳樹
3年半前にインタビューしたことがある。彼女は高校1年生だった。礼儀正しいところにとても好感を持った。一方で受け答えが少し生硬だなとも感じた。記事には「優等生すぎる物足りなさも」と書いた記憶がある。
しかし、昨年高校を卒業した彼女は見違えるようだった。どんな質問にも、当意即妙の答えがごく自然に返ってくる。「以前は『自分でやらなきゃ』と自分を追い詰めていました。今は、いい意味で少し緩くなれた気がしています」
演技面の成長もまた著しい。今回主演した咲坂伊緒原作の「思い、思われ、ふり、ふられ」は、派手な展開がない分、極めて抑制的で繊細な演技を要求される難しい映画だ。
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誰も傷つけたくない。しかし…
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