ペンギンの剝製、あちこちの家にある下関 始まった調査

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井石栄司
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 山口県下関市にある水族館「海響(かいきょう)館」が、ペンギンの剝製(はくせい)をもつ市民に入手経路などの情報提供を呼びかけている。下関市の「市の鳥」はペンギン。でも、なぜ市民がペンギンの剝製を持っているの? 市民とペンギンには実は、半世紀以上前からの深い関わりがあるのだ。

 ジェンツー、マカロニ、フンボルト……。海響館内にあるペンギン展示施設「ペンギン村」は、5種類約140羽を飼育する国内最大級の施設だ。

 「おじいちゃんが大事にしていたペンギンの剝製を引き取ってほしい」

 海響館魚類展示課の久志本鉄平課長によると、ペンギン展示施設がオープンした2010年ぐらいから、そんな相談が寄せられるようになったという。

下関市のあちこちにあるペンギンの剝製。なぜなのでしょうか。20歳のころに「捕まえた」という男性にも話を聞きました。

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 「でも保管スペースがなく…

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