竹下派は茂木氏擁立の動き 菅氏を同期の桜田氏ら支援へ

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 安倍晋三首相の後継を選ぶ自民党総裁選に向け、立候補をめぐる動きが激しくなっている。岸田文雄政調会長(63)は31日、安倍首相と会談し、改めて支援を要請。立候補の意向を固めた菅義偉官房長官(71)を支援する初当選同期の活動も表面化した。竹下派の若手は、同派に所属する茂木敏充外相(64)に立候補を要請する方針を確認した。

 岸田氏は同日午前、首相官邸で安倍首相と会談。岸田氏は「総裁選に向けた準備を進めている。お力添えを」と要請。首相は「自分の立場からは個別の名前をあげるのは控えている。細田派はこれからだ」と応じたという。

 岸田氏はこれに先立ち、日本テレビの情報番組に出演した際には「次の時代に向けて、どういった政策を進めていくのか。私自身も今まで党の仕事を務める中で様々な思いをめぐらしてきた。その自分の思いをしっかりと示していく」と意欲を語った。

 一方、立候補の意向を固めた…

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