コロナ指揮の橋本・厚労副大臣と政務官、不倫報道で注意

楢崎貴司
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 橋本岳・厚生労働副大臣(46)=衆院議員=が自見英子(はなこ)同政務官(44)=参院議員=の住む議員宿舎に長時間滞在するなど「不倫関係」にあると週刊文春が報じたことを受け、加藤勝信厚労相が30日までに、2人に対して注意をした。菅義偉官房長官が同日の記者会見で明らかにした。

 同誌は同日の発売号で、既婚者の橋本氏が自見氏と2人で食事をしたり、自見氏の住む参院議員宿舎に夜から未明にかけて滞在したりしていたと報じた。また、居住していない橋本氏が宿舎のカードキーを使用した疑いも指摘している。

 菅氏はこの日の会見で「厚労相から十分に注意して行動し、その上で引き続き全力で職務に当たるよう注意をしたと聞いている」と述べた。また、カードキーを使用していたかどうかについて「承知していない」と語った。

 2人は昨年9月の内閣改造に伴い、それぞれ副大臣と政務官に就任。大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号新型コロナウイルス対応の陣頭指揮にあたった。

 橋本氏は岡山4区選出の当選4回で、父親は橋本龍太郎元首相。自見氏は比例選出の当選1回で、父親は衆参両院で議員を務め、橋本政権で郵政相を務めるなどした自見庄三郎氏。(楢崎貴司)

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