熊本)瀬戸石ダムの放流、過去最大になる見通し

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村上伸一
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 球磨川にある瀬戸石ダム(熊本県芦北町、球磨村)が4日の豪雨を受けて放流した水量が、過去最大だった1965年の水害時を上回る見通しとなった。ダムを管理する電源開発(Jパワー、東京)が朝日新聞の取材に明らかにした。

 ダム下流には川の氾濫(はんらん)で広範囲が浸水した八代市坂本町などがある。放流の影響などはまだわかっていない。

 瀬戸石ダムは2年前に撤去された県営荒瀬ダムの上流約10キロにある。発電専用で1958年に運転を開始。大雨でダム湖の水位が上がりそうになると、昇降式ゲートを上げて放流し、水量を調整する。

 Jパワー広報室の担当者は取…

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