リニア来る都市、コロナ後浮揚策は 中部財界トップ語る
竹山栄太郎
新型コロナウイルスによる打撃から経済をどう立て直すか。開業が遅れそうなリニア中央新幹線の影響は。中部5県を活動エリアとする経済団体「中部経済連合会」の会長に6月に就いた水野明久氏(67、中部電力相談役)にビジョンを聞いた。
――コロナの教訓をふまえた経営革新やデジタル化推進を訴えています。
「今回、日本のIT基盤の整備の遅れが明白になりました。行政は、持続化給付金の給付をみれば分かるようにスピード感が全くない。企業でも在宅勤務の流れはできましたが、働く環境やコミュニケーションが課題です。在宅勤務ではふだんの仕事で顔が見えないため、より成果を評価する方向に進むことが考えられ、人事評価のしかたも合わせて変えなければ定着していかないでしょう。いい点は採り入れて続けるにしても、各企業がもう一度しっかり考える必要があると思います」
広域連携の「つなぎ役」へ
――「中部圏戦略会議」の設立を掲げています。どんなものですか。
「今年2月、中部圏の産官学…
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