サーバルキャット「うつぼ」、ようやく捕獲 16日ぶり

宮川純一
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 静岡市葵区の飼育施設から逃げていたネコ科の肉食動物サーバルキャットが13日午前、16日ぶりに同市内で捕獲された。静岡市動物指導センターへの取材でわかった。

 逃げていたのは1歳のオス「うつぼ」。先月27日午前7時ごろ、飼い主の女性が様子を見におりに入ったすきに、逃げ出したという。

 13日午前11時ごろ、逃げた施設から尾根を挟んで2キロほど離れた場所で捕獲された。やせて弱っていたという。同センターによると、この日午前6時ごろから目撃情報が相次ぎ、同センターの職員や警察が捜索していた。今後、動物病院で健康状態を確認する。

 サーバルキャットは動物愛護法の特定動物に指定され、人に危害を加える可能性があるとされている。2017年に放映されたアニメ「けものフレンズ」の主要キャラクターとして人気を集め、SNS上では心配する声が相次いでいた。(宮川純一)

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