民泊イメージ変える?注目の「バケーション・レンタル」

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金本有加
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 値段は安いが、きれいでないかも――。マンションや一軒家の部屋を貸し出す「民泊」にまつわるこうした負のイメージを変えていこうと、業界が「バケーション・レンタル」という言葉を打ち出している。新型コロナウイルスの感染拡大による観光・宿泊業への影響が深刻さを増すなか、切り札となるのか。

 大阪市中央区の「TAKUTO(タクト) STAY(ステイ) 大阪上本町」。40~50平方メートルと広めのマンションの一室のような部屋に、調理器具の付いたキッチンと洗濯機などが備えてある。通常価格は1室1万~2万円ほど。入り口にフロントはなく、タブレット端末で本人確認などチェックインの手続きを済ませる民泊施設だ。

 運営する不動産会社の宅都は今年から、こうした施設をPRするのに「バケーション・レンタル」という新たな名前を使い始めた。その理由は「民泊は安価だが汚くて、海外の人だけが泊まるというイメージを払拭(ふっしょく)する」(担当者)ためだ。

「バケーション・レンタル」の部屋の内部は

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