女子ゴルフ開催へ1千万円追加 アース製薬が見せた覚悟

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渡辺芳枝
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 207日ぶりの女子ゴルフ大会となるアース・モンダミン杯(千葉・カメリアヒルズCC)が29日に終わった。「大器」と期待されながら、大スランプに苦しんだ渡辺彩香が5年ぶりに優勝を飾り、胸を打たれたゴルフファンも多かっただろう。

 コロナ禍で歴史的な4日間の大会を、記者は会社や自宅のパソコン画面の前で「観戦」していた。

 無観客よりも規制の厳しい非公開での開催。コース内への立ち入りを許可されたメディアは、インターネット中継に携わった制作会社だけだった。新聞やテレビ各局はユーチューブによるインターネット中継で観戦し、プレー後の選手には、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を通じた記者会見で話を聞いた。

 記者としては、はがゆい4日間だった。だが一方で、大会側の強い覚悟を感じさせられた一戦だったことも、また事実だ。

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 入場者全員のPCR検査を含…

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