岐阜)釣り名人がほれた宮川のアユ CFで販売

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山下周平
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 知る人ぞ知るアユ釣りスポット、岐阜県飛驒市宮川町のアユをブランドに育てようと、地元のネット企業「ヒダカラ」や漁協、市が活動を始めた。10日からクラウドファンディング(CF)を使った販売を開始。「飛驒のあばれ鮎(あゆ)」と名付け、支援者に急速冷凍したアユを届ける。

 同市宮川町を流れる宮川のアユは引きが強いことが特徴で、味や香りも豊かだが、全国的な知名度はなかった。しかし、3年ほど前、多くのアユ釣り大会で優勝歴もある室田正さん(70)が京都から移住したことで、宮川への評価が変わった。室田さんが、釣り仲間に勧めるうちに釣り人にその名が知られるスポットになっていったという。

 このアユのブランド化へのきっかけは2年前。当時、市役所にネット大手楽天から出向中だった舩坂香菜子さん(33)が室田さんに出会い、宮川の魅力を知ったことからだった。「釣り界のレジェンドがほれ込むアユならブランドになるのでは」と考えた。

 針にかかっても簡単には水か…

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