千葉)「救える命だった」市原市が説明一転

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高室杏子
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 千葉県市原市で生後10カ月の小西紗花(すずか)ちゃんが衰弱死したとみられる事件で、市は11日、亡くなる約1カ月前に姉の通う幼稚園から「紗花ちゃんの姿を見ない」と通報があったことを明らかにした。10日の記者会見の説明内容を一転させた。市こども未来部の三沢英二部長は「救える命だった」と謝罪した。

 市によると、昨年12月18日、この幼稚園から「(姉が)欠席しがちになった9月ごろから、紗花ちゃんを見たことがない」との通報が市家庭児童相談室(当時)にあったという。2日後、市の保健師が家庭訪問したが、紗花ちゃんの安否を目視で確認できなかったという。

 市はその後も接触を試みたが、母親らと面会できず、今年1月25日、自宅で紗花ちゃんが心肺停止状態で発見され、今月3日、母親が保護責任者遺棄容疑で逮捕された。

 市は10日の会見で、幼稚園…

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