異様な中古車市場に「変化の兆し」 編集長が指摘
神沢和敬
日本の中古車市場は、新車市場の2分の1しかない世界的にはまれなマーケット。そんな状況が新型コロナウイルスの影響で変わるかもしれない、と中古車情報誌「カーセンサー」の西村泰宏編集長が指摘しています。どうしてなのでしょうか。
――日本の中古車市場は国際的に見て特殊なのですか。
「世界的には中古車は新車の2倍ほど売れます。日本はその逆で、2分の1ほどです。新車が毎年500万台ほど売れるのに対し、業者間の取引を除いた中古車の売買は260万台ほどにとどまると推計しています。異様と言えます」
――なぜでしょうか。
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「日本では新車を優遇する手…
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