10分で完売した夏用マスク 「この速度で売れるとは」

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山岸玲 西田理人
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 新型コロナウイルスの流行で外出には欠かせなくなったマスク。ただ、夏は熱がこもるうえに蒸れそうで、熱中症のリスクが高まるとも指摘される。そんな中、インターネットの通販サイトには「接触冷感」「吸水速乾」をうたう商品がずらりと並ぶ。売れ行きも好調だ。

 広島県福山市の婦人服企画販売「アパレルアイ」は5月12日から、夏用布マスクの販売を始めた。編み方を工夫したポリエステル中心の生地で、ひんやりした感触だけでなく、吸水性と速乾性も持たせた。元々は夏用衣料に使う素材をマスクに転用した。

 約3万2千セット(1セット2枚)を工場に発注済みで、あとは5月22日と26日にネットで午前10時半、午後0時半、午後2時半からの1日3回に分けて注文を受け付ける。初日は約2千セットが10分ほどで完売した時間帯もあった。同社の福永浩士常務は「市場にマスクが出回り始めている今、このスピードで売れるとは思わなかった」と驚く。

 京都・嵐山の寝具・生活雑貨店「プラッツ」が売り出すのは「ひんやりさらっとタイプ」のマスクカバー。ポリエステルとレーヨンの筒状のカバーに、不織布マスクなどを入れて使う。カバーは何度も洗え、マスクも複数回使える。マスク内の湿気を吸うと冷たく感じられる麻100%のカバーも作る。

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