街の本屋が見つめたコロナ 感染症の歴史本とカミュ並べ

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市川由佳子
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 新型コロナウイルスの影響で図書館は休館し、大型商業施設では書店が開いていない日が続いた。本を求める人たちの受け皿になったのは、「まちの本屋さん」。訪れた人の姿や手に取られた本から非日常を感じ、仕事への自信を深められる期間にもなった。

 山梨大の近くにある甲府市武田4丁目の星野書店は、営業時間を短くして開店してきた。

 店主の須藤紀子さん(49)は夫、母の家族3人で店に立つ。客の多くは学生や大学教員、近所の常連さん。客に向けて新聞を手作りし、メッセージを交換できるノートを置く。客との交流を大切にしている。

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 「今年は静かな春だった」…

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