宮城)締めのラーメン、国分町で老舗が閉店 コロナ打撃

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高橋昌宏

 東北有数の歓楽街、仙台・国分町で半世紀近く親しまれてきたラーメン店が18日の営業を最後に店を閉じた。街のにぎわいに陰りが見える中、厳しい経営が続き、新型コロナウイルスによる客足の大幅な落ち込みが決定打となった。

 「味よし国分町本店」は国分町通りと虎屋横丁が交わる交差点の一角にある。ふだんなら夜、大勢の人々が行き交う場所だ。

 氏家孝夫社長(83)は30歳の時に別の場所で店を始め、その後、現在の場所へ移転した。経済成長を経た1970年代後半。「それまで稲荷小路のほうが飲食店でにぎわっていたが、開店前後には次々に国分町にビルが立ち始めた」

 細麺にこだわり、歯ごたえの…

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