栃木)コロナ禍、北関東の行楽地直撃 世界文化遺産も

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梶山天 小島弘之 林将生 寺沢尚晃
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 「さあどこへ」とはいかない今年の大型連休(GW)。コロナショックは北関東の行楽地にも影を落とす。じっと自宅にこもる人へ、ささやかな癒やしを伝える試みも始まっている。

 栃木県日光市では、大型連休中に毎年1万5千人以上が訪れる日光東照宮など「世界文化遺産」の2社1寺が14日から拝観停止を始めた。停止の期間は5月6日までとしているが、延長も視野に入れる。東照宮の稲葉久雄宮司によると、拝観停止は「初めてだと思う」という。

 「ついにこんな事態になってしまった」。社寺周辺に連なる飲食店や土産物店の関係者の表情は暗い。拝観停止が決まった14日は、例年ならばおはやしを乗せた11の花家体が町内に繰り出す日光二荒山(ふたらさん)神社の例大祭「弥生祭」の期間中。参拝客でにぎわうはずが、今年は神職と氏子代表だけの儀式に縮小した。

 ゆばをのせたそばが名物の「…

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