さまよう「テレワーク難民」クラスター懸念、休止施設も

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山根久美子 小林太一
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って急速に進むテレワーク。通勤やオフィスでの感染リスクを減らす狙いだが、「家では集中できない」という人も多い。「カフェがテレワーク難民であふれかえっている」。#ニュース4Uにもそんな投稿が寄せられた。テレワークの最新事情は? 取材班が追った。

 政府が7都府県を対象に緊急事態宣言を出す直前の4月4日午前。大阪市西区のオフィスエリアにあるカフェで、スーツ姿の男性(26)がノートパソコンを開いていた。頻繁に電話がかかってきて、そのたび外に飛び出し、話をする。

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 男性はカフェから歩いていける場所にある会社で営業職として働く。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会社は3月中旬から在宅勤務となった。男性は兵庫県で一人暮らし中だが、「自宅だと仕事モードになれない」とカフェで仕事をしているという。

 テレワークが推奨され始めた…

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