大阪府、医療従事者が感染者全体の1割に 院内感染も
久保田侑暉 多鹿ちなみ
大阪府内で新型コロナウイルスに感染した医療従事者は151人で、府内の感染者全体の約1割にのぼることが23日、分かった。大阪市天王寺区の第二大阪警察病院での集団感染も明らかになり、院内感染が疑われるのは4カ所となった。
府内で22日までに感染が確認されたのは1380人で、東京都に次いで多い。感染者増加の勢いが緩やかになる一方で、院内感染が広がっている。感染した医療従事者151人のうち60人は、患者を含む集団感染が起きた同市生野区のなみはやリハビリテーション病院に勤めていた。
第二大阪警察病院では22日までに患者を含めて19人が感染。病院は外来診療と入院患者の受け入れを26日まで中止している。大阪市保健所などは、クラスター(感染者集団)が発生した可能性があるとみて調べている。
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府内では他に、松原市の明治…
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