奈良)「喜楽座」活用へ倶楽部設立 宇陀の旧芝居小屋
石川和彦
奈良県宇陀市大宇陀の松山地区に残る旧芝居小屋「喜楽座」。その小屋を活用しようと、県内の喜楽座ファンが「宇陀キラ倶楽部」を設立した。芝居にこだわらず、演奏会など様々なイベントを催し、喜楽座の本格的な「復活」を目指す。
喜楽座がある松山地区は、城下町として発展し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。2017、19年には、喜楽座などを舞台に、空き家になった町家を生かす芸術イベント「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」が開かれた。
倶楽部設立に参加したのは、その時の実行委員ら約10人。多くは宇陀市在住者だ。喜楽座は天井が高く、広々とした空間に魅力を感じているようだ。
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倶楽部の事務局長に就いた田…
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