山形)山寺は入山禁止、銀山温泉は営業休業 コロナ影響

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江川慎太郎 西田理人
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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響が、山形県内の観光地でも広がっている。「山寺」の通称で親しまれる山形市の「立石寺」は11日から、山門から奥之院にかけて入山禁止にし、銀山温泉(尾花沢市)も同日から旅館などが営業を休止する。桜の名所として知られる、山形市中心部の霞城公園も10日から閉鎖され、訪れた客からは「毎年楽しみにしているのに」と残念がる声も聞かれた。

 立石寺によると、入山禁止は2週間程度を予定している。不特定多数の人が石段の上り下りですれ違う上、展望台に多くの人が集まることから感染拡大を防ぐために決めた。

 ふもとで土産物店と食堂を営む50代の男性は「観光客も増え始める時期だが、山寺で感染者を出してはならず、致し方のない判断」。福島県いわき市から車で訪れた63歳と59歳の夫妻は「自然の中にある山寺にまでウイルスの影響が及ぶとは」と驚いていた。

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 尾花沢市の銀山温泉組合は1…

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