長崎)コロナ影響 壱岐市長選、論戦に影

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榎本瑞希
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 壱岐市長選は12日の投開票に向け、4選を目指す現職の白川博一氏(69)=無所属、自民・公明推薦=と、新顔の元経営コンサルタントの森俊介氏(35)=無所属=が支持を競い合う。市内では1~5日に新型コロナウイルス感染者が5人確認され、論戦に影を落としている。

 告示前の3日夜、同市郷ノ浦町のホールに2氏が顔をそろえた。商工会・JA・観光連盟の青年部が開いた立候補予定者の討論会だ。

 「3年間で161人の雇用が生まれた」。2017年施行の有人国境離島法の雇用創出成果を強調する白川氏に対し、森氏が「島内で転職が増えただけだ」と切り込む。森氏が島のネット環境を生かしたIT企業の誘致を訴えれば、白川氏は光ファイバー網を整備した実績を掲げる。議論は約1時間続いた。

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 ただ、ホールで討論を聞けた…

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