鹿児島)不安の中で新学期スタート 県内で学校再開

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三沢敦
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う突然の一斉休校から約1カ月。県内の多くの公立小中学校で6日、始業式や入学式があった。鹿児島市南林寺町の市立松原小(260人)では児童らがマスク姿で登校し、不安な気持ちを抱えながらの新学期スタートとなった。

 体育館であった同小の始業式。感染対策として、除菌効果がある次亜塩素酸水を使った加湿器8台が設置され、児童たちは1メートルの間隔で整列。換気のために全ての窓も開け放たれた。

 「笑顔いっぱいの学校を作りましょう」。永吉真一校長のあいさつに続いたのは、「校歌斉唱」ではなく「校歌演奏」。司会の教諭から「歌いません、聞くだけ」との注意があり、児童らは黙って耳を傾けた。1学期の抱負を表明する恒例の児童代表あいさつも省かれ、20分ほどで退場した。

 式後の教室では、担任が「大…

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