神奈川)JRの運輸収入3割減 横浜支社の3月

武井宏之
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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、鉄道の利用客も激減している。JR東日本横浜支社は26日の記者会見で、3月に入ってからの運輸収入が前年同期と比べて約3割下回っていることを明らかにした。

 同支社によると、運輸収入は2月17日ごろから前年を割り込み、2月は前年比97・6%。3月は減少が加速し、1~24日は同69・9%に落ち込んだ。コンサートやスポーツの試合の中止や延期が相次ぎ、旅行客も減少。テレワークや休校による定期の販売減少や払い戻しも響いているという。

 また、関連会社が6月5日に横浜駅近くで開業予定だった「JR東日本ホテルメッツ横浜」(174室)がオープンを同27日に延期することも明らかにした。中国から調達予定だった室内の家具などの納品が遅れているためという。

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