五輪「延期シナリオ」議論へ 森会長、IOCと4週間で

有料記事

[PR]

 国際オリンピック委員会(IOC)が東京オリンピック(五輪)の延期などを検討すると表明したことを受けて、大会組織委員会の森喜朗会長は23日、「延期の件は議論しないわけにはいかない」と述べた。今夏の開催を前提としつつ、延期した時の会場や経費などの課題について4週間で検討し、「延期のシナリオ」をIOCと議論することを明らかにした。

 IOC側の発表を受け、報道陣の取材に応じた。

 森会長はIOCのバッハ会長と22日夜に意見交換したことを明らかにし、「中止ということについては一切議論しない。あり得ない」と両者で確認したという。延期については「1カ月延ばすのか、3カ月延ばすのか、5カ月延ばすのか、シミュレーションをする必要がある」と語った。延期した場合に会場が確保できるのかが一番大事と指摘し、経費も大きな課題になる、と語った。延期する場合の開催時期については明言を避けた。

ここから続き

 また、26日から始まる聖火…

この記事は有料記事です。残り225文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]