バッシングされた佐藤琢磨 インディ10年で見えた景色

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中川仁樹
【動画】2020年シーズンの抱負を語るレーシングドライバーの佐藤琢磨選手=中川仁樹撮影
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 米国を中心に開かれるインディカー・シリーズは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、15日に予定されていた開幕戦など4レースの中止を決めた。インディカーには、F1など世界最高峰のレースで活躍してきたレーシングドライバーの佐藤琢磨さん(43)が参戦している。昨年、朝日新聞のインタビューで「レース中の事故をめぐり猛烈なバッシングを受ける中、チーム、仲間が支えてくれた。このチームで2020年はチャンピオンを目指す」と今シーズンへの意気込みを語っていた。

 インタビュー後は東京・渋谷にある「デサント トウキョウ」のイベントにも登場。「15年、20年、応援していただき、本当に幸せに思っています」とファンに感謝の気持ちを伝えた。

43歳「パフォーマンスは上がっている」

 最高時速が400キロ近くにもなる米国のインディカー・シリーズに参戦して10年目となった昨年。初のシーズン2勝を挙げ、40歳を超えて進化し続けている。「いいシーズンだった。トップコンテンダーとして走り、目標だったシーズン中の複数勝利を達成した。大きな自信につながるシーズンだった」と振り返る。

佐藤琢磨単独インタビュー

インディカー参戦11年目となる佐藤琢磨選手。SNSで大バッシングされた昨年のレースや43歳という年齢、そしてインディ500王者としての自覚などを聴きました。

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 43歳とベテランの域に入っ…

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