ジャカルタで外出自粛を要請 運輸相の感染も判明

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ジャカルタ=野上英文
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 新型コロナウイルス感染対策として、インドネシアの首都ジャカルタ特別州のアニス州知事は、住民に外出の自粛を要請し、14日には州内すべての学校を休校にすると発表した。「首都のほぼ全域で感染が確認された」という。同国では感染が急拡大しており、警戒感が強まっている。

 14日夜には、ブディ運輸相の感染が判明した。地元メディアなどによると、ブディ氏は、横浜沖に停泊したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号のインドネシア人乗組員らの帰国を出迎えたほか、11日にはジョコ大統領も出席した閣議に出席していたという。

 同国政府によると、14日時点でブディ氏を含めて96人の感染が確認され、人気の観光地バリ島に滞在した英国人1人を含む5人が死亡した。同国で初めて感染者が確認されたのは今月2日。検査態勢が整っていなかったこともあって当初は少なかったが、最近は急増している。

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 こうした状況を受け、政府は…

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