池江選手呼びかけで献血者増 ルームに大勢の人 宮崎

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菊地洋行
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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で全国的に減少した献血者が、競泳女子・池江璃花子選手(19)の呼びかけに応じて増えている。宮崎市の献血ルーム「カリーノ」には8日、普段の日曜日の約1・5倍の101人が訪れた。

 白血病で療養中の池江選手が自身のツイッターで献血協力を呼びかけたのは今月5日。「私も、血液内科にいたので、輸血の大切さは身に染みて感じていますが、献血の激減により、不安な日々を過ごしている方もいます。そして、命を繫(つな)いでいる方もいます」と投稿した。

 献血できる年齢は16~69歳。献血ルーム「カリーノ」の井野良典所長によると、普段の献血者は40~50代の常連が多いが、「投稿直後の週末には、高校生を含む初めての人、10年ぶり、20年ぶりの人など大勢が来てくれました」。

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 9日も普段の平日の2倍にあ…

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