青森)熱い温泉トークに沸く 弘前にファン50人集合

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板倉大地
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 青森県津軽地方の温泉の魅力を語る集いが、弘前市で2月上旬に開かれた。集まった温泉ファン約50人はタオルを頭に巻いたり首にかけたりしながら、熱い思いを語り合った。

 弘前市在住で地域おこし協力隊の一員、鎌田祥史さん(31)と、板柳町出身で東京都在住の「温泉ソムリエ」沓掛麻里子さん(37)が主催。青森の温泉の特徴や歴史、入浴方法を発表した。地元住民のほか、宮城県茨城県の温泉ファンが集まり、熱心に聴き入った。

 「県内には良い温泉がたくさんあるけど、廃業するところもある。たくさん訪れてほしい」と沓掛さんは呼びかけた。環境省が毎年まとめる「温泉利用状況」によると、温泉を利用した県内の公衆浴場の数は、2009年に300施設あったが、18年には277施設に減少している。集いを開いたのは、年々減少している公衆浴場を地元ファンで盛り上げたいという思いからだという。

 鎌田さんは県内の豊富な温泉…

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