新型コロナで小学校休校見送り 群馬・太田市長の真意は

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聞き手・長田寿夫
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 新型コロナウイルス対策として政府が要請した全国一律の休校に対し、「右へならえはやめた」として、群馬県太田市は児童1万2547人が通う小学校26校を休校にしなかった。「国が原則開所を求めた学童クラブ(放課後児童クラブ)こそ最も危険」と考えた清水聖義市長が決断したという。国の要請の何が問題なのか、清水市長に聞いた。

 ――太田市は小学校と特別支援学校(市立太田養護学校)を休校にしませんでした

 学童クラブを休校の受け皿にと聞いて、違和感を覚え愕然(がくぜん)とした。それは違うだろうと。それが今回の決断の出発点です。

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 ――学童クラブのどこがいけ…

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