韓国、宗教団体内で感染急増 1千人密集の礼拝で拡大か
韓国保健福祉省は24日、新型コロナウイルスの国内感染者が新たに231人増えて、計833人になったと発表した。死者は7人。南東部の大邱で起きた新興宗教団体の集団感染が収まらず、この地域を中心に感染者が急増している。
同省によると、感染者のうち、約6割は新興宗教団体「新天地イエス教会」の関係者。18日に女性信者(61)の感染が確認された後、女性と同じ宗教行事に参加した人を中心に感染が広がっている。韓国政府は教会のある大邱とその周辺地域を感染症の「特別管理地域」に指定。感染拡大を防ぐため、信者や住民らに外出の自粛を求めている。
同省によると、女性信者は8日にのどの痛みや悪寒などの症状が出始めたが、9日と16日に同教会の礼拝に参加したという。
同省や大邱市によると、女性が参加した礼拝には両日とも約千人が参加。隣の人同士が触れあうほど密集した環境で、約1時間半以上行われたという。同省はこうした環境の下で感染が広がったとみている。
韓国メディアによると、礼拝…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
新型コロナウイルス最新情報
最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]