滋賀)近鉄百貨店草津店が新装 地元密着で集客力高める

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安藤仙一朗
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 JR草津駅前の近鉄百貨店草津店(草津市)が21日、新装オープンした。親しみやすさと使い勝手の良さを目指して2018年度から順次、改装を進めてきた総仕上げになる。地元密着を強め、生活雑貨大手と提携した店を全国で初出店させるなど、周辺ショッピングモールとの差別化を図り集客力を高めたという。(安藤仙一朗)

 近鉄草津店(7階建て)は1997年に開業した。当時県内一の乗降客数があった草津駅周辺の再整備を進めていた市が誘致。県内最初の西武大津店(大津市、76年開業)に次ぐ百貨店として、地域の経済を支えてきた。

 一方でインターネット販売の普及や大型ショッピングモールの相次ぐ出店などで苦戦を強いられている。2009年の吸収合併で、経営が近鉄グループの中部近鉄百貨店から近鉄百貨店に移った。しかし売り上げは初年度の128億円をピークに減少傾向が続いた。

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 このため18年度に方針転換…

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