「一日も早く教壇に」 被害教諭から子どもへメッセージ

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 神戸市立東須磨小学校の教員間で暴力や嫌がらせが繰り返されていた問題で、市教育委員会の外部調査委員会が21日、調査報告書を公表した。体調を崩して休んでいる被害者の男性教諭(25)は代理人弁護士を通じ、コメントと子どもたちへのメッセージを発表した。全文は次の通り。

 昨年来、私に関することで、東須磨小学校の児童、保護者の皆様をはじめ、多数の方々にご心配をおかけしてしまいましたことを改めてお詫(わ)び申し上げます。

 昨年9月、私は、加害教員とされる方々からの執拗(しつよう)ないじめ行為を受けたことが原因で、教員としての職責を果たせなくなってしまいました。病名は、適応障害でした。当初は入院を余儀なくされましたが、現在は通院治療を続けており、心身ともに回復をしてきました。今は、神戸市教育委員会の担当の方とお医者様と相談のうえで復職に向けて調整させていただくところまで来ております。

 この間、児童をはじめ沢山(…

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