キプチョゲ、唯一語気を強めたのは 五輪マラソンへ向け

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ベルリン=遠田寛生
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 五輪連覇、2時間切り、そして厚底シューズ問題……。男子マラソンの世界記録保持者で、リオデジャネイロ五輪金メダルのエリウド・キプチョゲ(ケニア)が、久々に報道陣の前で口を開いた。

 17日、ベルリンであった世界のスポーツ界で活躍した個人や団体を表彰するローレウス財団の「世界スポーツ賞」。司会者に促されて登壇したキプチョゲの表情は、晴れやかだった。受賞は逃したが、最優秀男子選手部門の最終候補に選ばれるなど、注目度は高いままだ。

 今夏には、ケニア代表として東京五輪にも出場する。札幌へのコース移転には「IOCが決める権限がある。文句はないし、いつも通り競って、全力を尽くすだけだ」と淡々。優勝宣言こそしなかったが、「コース移転の影響は全くない。準備で何も変えていない」と自信たっぷりだ。

男子マラソンの世界記録保持者で、リオ五輪金メダルのキプチョゲ。厚底シューズ問題で語ったのは……。

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 気になる「厚底シューズ」に…

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