通販「お試し」のはずが定期購入に こんな手口に要注意

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小林未来
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 「1回目90%オフ」「初回実質0円」などの広告を見て、お試しのつもりで契約したら「定期購入」となっていた――。通信販売でのこんなトラブルが増加の一途をたどっている。どんなことに注意すればいいのか。

「今なら100円」せかされポチッ

 「今なら100円」。大分県の女子高校生(17)は今月初旬、動画投稿サイトにアップされていたダイエットサプリの広告を見た。「残り1時間○分○秒!」というカウントダウンの表示もあり、せかされるように注文を決めた。「100円で購入する」という注文ボタンを押すと、個人情報を入力する欄に飛び、そのまま契約した。

 ところが、登録後の確認メールをよく読むと、「3回の継続購入」とあり、合計で1万円以上を支払わなければならない契約になっていた。慌てて注文サイトを再確認したところ、こうした契約条件は、個人情報を入力する欄から上にさかのぼってスクロールしなければ見られない作りになっていた。「注文ボタンから、細かい契約条件を読み飛ばすようにうまく誘導されたと感じた」

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 女子高校生はその後、解約し…

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