国際線半数が中国、中部空港に陰 新型肺炎など影響

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初見翔
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 中部空港愛知県常滑市)を発着する国際線が苦戦している。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で、国際線の半分を占める主力の中国便が減少。2月末までに武漢以外の中国便もさらに50便ほど運休する見通しだ。ビジネス客の伸び悩みで減便・運休に踏み切る航空会社も出ている。

 中部空港は近年、インバウンドの増加を受け、昨年9月にLCC専用の第2ターミナルを開設するなど、国際線の増加に力をいれてきた。今年1月は週482便と開港以来過去最高に達し、中でも中国便が約半数を占めている。

 しかし、ウルムチ航空と中国南方航空が週5便運航する武漢便は24日から運休。ここ数年右肩上がりの成長を続けてきた空港会社は「新型コロナウイルスの影響で海外旅行や空港に行くことへの不安が増し、萎縮ムードにならないか心配だ」(広報)と不安の色を強めている。

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 一方、全日本空輸(ANA)…

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