【2007年5月4日朝刊2面】
宮城まり子さん(80)
「障害も個性の一つ。そう思ったからちょこっとお手伝いをしただけ。短くて長いねえー。40年」
28歳のとき、「ガード下の靴みがき」を歌い、スターになった。41歳だった68年、私財を投じ、日本初の肢体不自由児の養護施設となる「ねむの木学園」を静岡県浜岡町(現・御前崎市)に開いた。役作りのため、脳性まひの子がいる施設を訪ねたのがきっかけ。自身は小学6年のとき、34歳だった母を亡くし、母のように優しい人になろうと決めていた。
人生のパートナー、作家の故吉行淳之介氏に途中でやめないと誓った。
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いま、こども美術館や花畑…
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