石川)「北陸電の応答悪い」規制委、経営陣に厳しい姿勢

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波多野陽
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 原子力規制委員会の更田豊志委員長らと、北陸電力経営陣の意見交換会が23日、東京都内であった。志賀原発敷地内の断層の審査が長引いていることについて、委員から「北陸電のレスポンスが悪い」など、厳しい意見が相次いだ。

 北陸電が再稼働を目指し、2号機の審査を申請したのは2014年。断層が活断層かどうかの検討に時間がかかり、まだプラント審査に入っていない。

 断層の審査を担当する石渡明委員は「我々の印象としてはレスポンスが良くない。改善の余地があるといつも感じる」。更田委員長も「北陸電が調査結果を示し、規制委が不足があると言っている。これが続いているのは健康に見えない」と語った。

 北陸電の金井豊社長は「徹底…

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