新型肺炎、旅行関連株が下落 中国経済への悪影響を懸念
北京=福田直之
中国で新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、市場は中国経済への悪影響を懸念し始めた。
株価が大きく反応したのが旅行関連の業界だ。人々が感染を避けるため飛行機や鉄道に乗るのを避け、旅行をしなくなる可能性があるからだ。米ナスダックに上場している中国の旅行予約サービスのトリップドットコムの株価は21日、前日終値より8%近く下落。同じくナスダックに上場する華住ホテル集団の下げ幅は10%を超えた。
中国人が旅行を控えるようになれば、訪日客が減り、日本経済にも悪影響が及ぶ可能性もある。
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中国の市場関係者の間では…
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